●南海キャンディーズ


2005.04.25.

今日は「南海キャンディーズ」について書こうと思う。
といっても、わたしは彼らについて全然詳しいわけではない。
いや、それどころか、まったく知らないと言った方がいいかも知れない。とりあえず、書くべきネタがなにもないので、テキトーに思い付いたことを書いて、お茶をにごそうという魂胆である(笑)。

だいたい、わたしが彼らの漫才を見たのは、昨年暮れに放映された「M-1グランプリ」1回きりだけで、今年になって1度も見た記憶がない。
しかし、このあいだ、たまたまなにかの番組で久しぶりに彼らが出演しているのを目撃した。

昼の番組だったか、夜の番組だったか、サッパリ思い出せないのだが、
若手芸人が10人くらいそろって、みんなで料理かなにかを作りながら、「一発芸」をするというような趣向の番組だった。
その若手芸人のなかに、たしか「南海キャンディーズ」もいたように思う。
記憶があやふやなのは、そのふたりが特に印象に残るような「一発芸」がなにも出来ず、その番組にもあまり映らなかったからだ。
(もっとも、途中でチャンネルを変えたため、ふたりの面白いギャグを見逃したのかも知れないが)

わたしは「M-1グランプリ」でふたりの漫才を見た時、お笑い界の未来を見た(?)ような気がしたのだが、その料理番組(?)におけるふたりの「ていたらく」ぶりは、一体どういうことだ?
出演する番組を間違っているのではないか?

最近のお笑い番組は、やたらと「一発芸」や「瞬発的なしゃべくり」ばかりが中心になっているような気がする。じっくりとお笑い芸人たちの培った「芸」を披露する場が、TV番組には少なすぎる。
例えば「南海キャンディーズ」が、「出川哲郎」や「さまぁ〜ず」や「TIM」たちに混じって、「一発芸」を披露しているような番組なぞ、わたしは見たいとは思わない。
もっと、彼らの漫才を純粋に楽しめるような、そんな正統派の「しゃべくり漫才番組」は無いのだろうか?

……かと言って、もし数年後とかに、
「バラエティ生活笑百科」の依頼人として、ふたりが、笑福亭仁鶴や上沼恵美子や弁護士の三瀬 顕さんの前で、和気あいあいと漫才してたとしたら、それはそれで、ちょっと困惑するけど……。


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