●宮崎駿に関する「暴論」
2006.05.14.
このあいだ「金曜ロ−ドショー」で「もののけ姫」を放映していた。
最初はなにげなく見ていたのだが、だんだん我慢できなくなって(?)、途中で消してしまった。
というのも、なんだか「環境破壊」とか「自然を大切にしましょう」といったテーマ性が、やたらと鼻についてきて、「うんざり」してしまったからだ。
この「金曜ロ−ドショー」って、月イチぐらい(あるいはそれ以上)の間隔で、
繰り返し繰り返し「ジプリ・アニメ」を流しまくってるように思うのだが、気のせいか?
例えば「火垂るの墓」など、毎年毎年8月上旬になると放映してるような気がする。
それはまるで、「小泉首相の靖国参拝」のごとく、“夏の風物詩”になりつつある。
まあ、それだけ繰り返し放映されるのも、視聴率が高い証拠なのだろうけど、
実はわたしは「ジプリ・アニメ」というモノが、どうにも好きになれない。
といっても、今までに見たことがあるジプリ作品と言えば、「千と千尋」と「トトロ」、あとは子供の頃、宮崎作品とも知らずに見た「ルパン三世(カリオストロの城)」くらいしかない。
この「もののけ姫」にしても、今まで何度か放映されていたとは思うが、今回、わたしは初めて見たワケである。(……と言っても、最後まで見なかったんだけど)
ところで、いったい、なにがそんなに「好きになれない」のかと言うと、
わたし自身、宮崎駿の作品がどーにもこーにも、さっぱり理解できないからだ。
特に「千尋」に関して言えば、日本映画の興行記録を大幅に塗り替えた大ヒット作でもあるし、
「きっとメチャメチャ面白いにちがいない」とばかりに、かなり期待して見た記憶がある。
しかし「メチャメチャ面白くなかった」。
と言うのも、「これ」といったストーリー性が感じられず、見ていてとても退屈だったからだ。
また「トトロ」にしても同様である。
まあ、わたし自身「宮崎アニメ」に関して、全然詳しいワケじゃないし、
「うっかり」したことは言えないのだが、あえて、「うっかり」発言するなら、
結局、彼の最高傑作は「カリオストロの城」だったんじゃないだろうか?
この作品は、まさに「エンタテインメントの極致」といった作品で、大変面白かったように思う。
つまり、アニメの本質とは、結局エンタテインメント性にあると、わたしは思うのだ。
しかし「トトロ」以降の作品は、なんだか意味不明な「不条理アニメ」(?)か、
あるいは「抹香臭い説教アニメ」(?)のオンパレードのような気がするのだが、違うだろうか?
いわば、「トトロ」以降の「宮崎アニメ」とは、
彼自身、功成り名遂げたあとに、好き勝手に作った「マニアック」な作品ばかりだと言うことだ。
別にそれならそれで構わないんだが、問題は、それらの作品に対して、あたかも「国民的アニメ」のように、ネコも杓子も映画館に足を運びまくっているという「衝撃の事実」である。
みんな、本当に面白いと思って見てるんだろうか? それとも、何者かに操られてんじゃないか?
……以上、宮崎駿に関する、わたしの自分勝手な“暴論”でした。
だいたい、わたし自身、意味不明な「マニアック」な漫画ばかり描いておきながら、
「アニメとは、エンタテインメントである」などと断言するあたり、まさに“暴論”である(笑)。
最初はなにげなく見ていたのだが、だんだん我慢できなくなって(?)、途中で消してしまった。
というのも、なんだか「環境破壊」とか「自然を大切にしましょう」といったテーマ性が、やたらと鼻についてきて、「うんざり」してしまったからだ。
この「金曜ロ−ドショー」って、月イチぐらい(あるいはそれ以上)の間隔で、
繰り返し繰り返し「ジプリ・アニメ」を流しまくってるように思うのだが、気のせいか?
例えば「火垂るの墓」など、毎年毎年8月上旬になると放映してるような気がする。
それはまるで、「小泉首相の靖国参拝」のごとく、“夏の風物詩”になりつつある。
まあ、それだけ繰り返し放映されるのも、視聴率が高い証拠なのだろうけど、
実はわたしは「ジプリ・アニメ」というモノが、どうにも好きになれない。
といっても、今までに見たことがあるジプリ作品と言えば、「千と千尋」と「トトロ」、あとは子供の頃、宮崎作品とも知らずに見た「ルパン三世(カリオストロの城)」くらいしかない。
この「もののけ姫」にしても、今まで何度か放映されていたとは思うが、今回、わたしは初めて見たワケである。(……と言っても、最後まで見なかったんだけど)
ところで、いったい、なにがそんなに「好きになれない」のかと言うと、
わたし自身、宮崎駿の作品がどーにもこーにも、さっぱり理解できないからだ。
特に「千尋」に関して言えば、日本映画の興行記録を大幅に塗り替えた大ヒット作でもあるし、
「きっとメチャメチャ面白いにちがいない」とばかりに、かなり期待して見た記憶がある。
しかし「メチャメチャ面白くなかった」。
と言うのも、「これ」といったストーリー性が感じられず、見ていてとても退屈だったからだ。
また「トトロ」にしても同様である。
まあ、わたし自身「宮崎アニメ」に関して、全然詳しいワケじゃないし、
「うっかり」したことは言えないのだが、あえて、「うっかり」発言するなら、
結局、彼の最高傑作は「カリオストロの城」だったんじゃないだろうか?
この作品は、まさに「エンタテインメントの極致」といった作品で、大変面白かったように思う。
つまり、アニメの本質とは、結局エンタテインメント性にあると、わたしは思うのだ。
しかし「トトロ」以降の作品は、なんだか意味不明な「不条理アニメ」(?)か、
あるいは「抹香臭い説教アニメ」(?)のオンパレードのような気がするのだが、違うだろうか?
いわば、「トトロ」以降の「宮崎アニメ」とは、
彼自身、功成り名遂げたあとに、好き勝手に作った「マニアック」な作品ばかりだと言うことだ。
別にそれならそれで構わないんだが、問題は、それらの作品に対して、あたかも「国民的アニメ」のように、ネコも杓子も映画館に足を運びまくっているという「衝撃の事実」である。
みんな、本当に面白いと思って見てるんだろうか? それとも、何者かに操られてんじゃないか?
……以上、宮崎駿に関する、わたしの自分勝手な“暴論”でした。
だいたい、わたし自身、意味不明な「マニアック」な漫画ばかり描いておきながら、
「アニメとは、エンタテインメントである」などと断言するあたり、まさに“暴論”である(笑)。
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