●われめDEぽん


2005.07.17.

な、なんじゃ? このタイトルは?

知らない人のためにお断りしておきますが、これはフジテレビで深夜に放映されていた「麻雀番組」のタイトルである。
このタイトルに誘われて、ついうっかりやってくる訪問者目当てに、少しでもアクセス数をアップさせようという姑息な魂胆である(笑)。
と言うことで、今日は「麻雀」の話を書こうと思います。

わたしは、だいたい5年周期ぐらいで、無性に麻雀がしたくなる時期がおとずれる。
ちょうど、昨年の今ごろがそうだった。毎週末、会社近くの雀荘で同僚たちと卓を囲んでいた。
わたしは麻雀というのは、最高のゲームだと思う。
例えばTVゲームとかでは、結局1人でやるしかないし、相手は「血もかよわぬ」コンピューターである。それじゃあ、面白くもなんともない。
将棋なんかは、けっこう「心理戦」として面白いかも知れないが、「実力差」のある相手とやると、ぜんぜん面白味がなくなる。われわれがどう頑張っても「羽生善治名人」には勝てないからだ。
その点、麻雀はちがう。
どんなビギナーだろうが、相手が「雀聖(?)阿佐田哲也」だったとしても、勝つことは夢ではないし、また同時に、ビギナーズラックだけでは勝ち続けることは出来ない。
その「偶然性」と「熟練度」の絶妙なバランスこそが、麻雀を「最高のゲーム」だと、わたしが評価する理由である。

……なんか、こんなこと書いてると、
わたしがすごい「名人」なんじゃないかと思う人がいるかも知れないが、実はぜんぜん違う。
わたしの、麻雀してる時のあだ名は「フリテンくん」だからだ。
だいたい半荘(ハンチャン)3回につき1回ぐらい、「ちょんぼ」をしてしまう。
「類は友を呼ぶ」のか、ほかの3人も、だいたい同程度の「実力」の持ち主で、「徹マン」なんかしてると、だいたい朝までに1人1回ずつぐらい、「ちょんぼ」をしでかして、最終的には、みんな「とんとん」で終わる。
正直なところ、すごい「ヘボ麻雀」である。

そんなもんだから、半年ぐらいすると、
あまりの自分の「ヘボさ加減」にイヤ気がさし、いつしか麻雀から遠ざかってしまう。
でも5年ぐらいすると、そんなこともスッカリ忘れて、ふたたび「麻雀熱」が再燃することになる。
ここ20年くらい、そういうことをずっと繰り返しているのだ。

……これじゃあ、いつまで経っても「フリテンくん」のままかも知れない。


◀BACK ▲HOME NEXT▶


●旧ブログに関するお話〜まえがきにかえて〜

●つげ義春に関する小論
●つげ義春に関するちゃんとした小論
●Devils & Dust
●たばこカードとはなんぞや?
●「少年ジャンプ」に関する思い出
●ブログ依存症
●南海キャンディーズ
●MacOSXなんか嫌いだ
●「Devils & Dust」を聴く
●「Devils & Dust」を今日も聴く
●ブログなんか嫌いだ(BlogPet)
●懐かしのユニフォーム
●赤い虫
●オリコン初登場25位
●筒井康隆論
●「あしあと」の話
●ふたたび「あしあと」の話
●近鉄バファローズをしのぶ
●桃太郎の謎
●エピソード・ゼロ
●怖い話
●ぼっとん便所の話
●われめDEぽん
●CMに涙した話
●ジャケ買い
●コメント恐怖症
●買う気がしない「ローマ人の物語」
●文庫本に関する「こだわり」
●今どき「杉浦茂」を読む
●レコード“観賞”
●iPod nano
●「iPod large」想像図
●仰木監督はマジシャンか?
●キラーストリート
●とっておきの怖い話
●追悼・赤塚不二夫
●「ギャグ」に関する考察
●「オバケのQ太郎」の謎
●こうもり返りの夜
●私はピアノ
●「仰●監督」をしのぶ
●なんども見る夢の話
●「信長の野望」病
●精霊流し
●「太巻き寿司」の起源
●フィギュアスケートに関する大いなる疑問
●ロックはどこへ行った?
●小松左京はどこへ行った?
●宮崎駿に関する「暴論」
●We Shall Overcome
●スプリングスティーンを聴く理由


・posted by tralome・
2005.3.-2006.5.